〜「売る場所」ではなく「つながる場所」を持とう〜
はじめに:「つながっていれば、また買ってもらえる」
ハンドメイド作品を販売していて、こんな悩みを感じたことはありませんか?
- 一度買ってくれたお客様と、連絡手段がない
- minneやCreemaでは“お気に入り”に入っていても、その後が続かない
- Instagramを頑張っても、DMは埋もれがち
- イベント出店では「また買いたい」と言われたのに終わり…
販売サイトやSNSに集客するのはもちろん大切ですが、
“お客様とつながり続ける場所”を持つことは、もっと大切です。
そこで、今多くのハンドメイド作家が導入を始めているのが「LINE公式アカウント」。
この記事では、ハンドメイド作家だからこそ活かせるLINEの機能や使い方を、導入の基礎から実践活用まで丁寧にご紹介します。
なぜハンドメイド作家にLINEが向いているの?
ハンドメイド作品は「一点もの」「手作り」「個人の世界観」に価値があります。
そのため、購入者との関係性も**“お店”ではなく“作家とのつながり”が重視される**のが特徴です。
LINEはメールよりも開封率が高く、SNSよりも見逃されにくい。
さらにトーク形式でやりとりできるため、**「作家さんと直接つながってる感覚」**を与えるのに最適なツールです。
また、こんな特徴からもハンドメイド作家との相性が抜群です:
- 無料で始められる
- スマホひとつで運用できる
- 顧客リストが手元に残る
- 「売り込み感」を出さずに関係を育てられる
導入前に知っておきたい、LINE公式の基本
まず、LINE公式アカウントは個人でも無料で作成可能です。
プラン | 月額費用 | 月間メッセージ数 |
---|---|---|
フリープラン | 0円 | 200通まで無料 |
ライトプラン | 5,000円前後 | 5,000通まで |
スタンダード | 15,000円〜 | 配信数に応じて課金 |
まずは無料のフリープランで十分です。
「登録してくれた人に、自分のタイミングで情報を届ける場所」として活用を始めましょう。
ハンドメイド作家におすすめのLINE活用法 5選
① イベントや再販の“事前告知”ができる
minneやCreemaでは「フォロー」されても、通知が届かなければ見られません。
一方でLINEは、事前に「○日20時から販売スタート」と直接届けられるのが強み。
特に人気作家は「LINE登録者限定の先行販売」などで反応率を高めています。
② クーポンや特典で「また買いたい」を生む
LINEには、次回購入に使えるクーポン配信機能があります。
例えば:
- 「LINE登録で10%OFFクーポン」
- 「2回目購入で送料無料」
- 「レビュー投稿で300円引き」
こうした小さな特典は、大量生産商品にはない**“あたたかみある販売体験”**として喜ばれます。
③ リッチメニューで世界観を伝える
LINEの下部に常時表示される「リッチメニュー」は、ハンドメイド作家にとっての**“スマホ版のショップカード”**。
メニュー例 | 内容 |
---|---|
🛍 商品一覧を見る | BASE/minne/Creemaなどへリンク |
✨ ギャラリーを見る | Instagramやポートフォリオへ |
🎁 特典を受け取る | クーポンページや抽選リンク |
📩 お問い合わせ | トークで直接やり取り |
世界観や世界線を大事にする作家にとって、ブランドイメージを損なわず案内できる設計です。
④ ステップ配信で“知ってもらうストーリー”を届ける
LINE公式には、登録後に一定のタイミングで順番に配信できるステップ配信機能があります。
📅 例:
- 登録直後:「ご登録ありがとうございます!制作のこだわりを紹介」
- 2日後:「人気アイテムTOP3をご紹介」
- 4日後:「再入荷予定のお知らせ・LINE限定先行予約」
- 7日後:「購入者の声とレビュー」
「売る」前に「伝える」ことができるから、ファン化率が高まりやすいんです。
⑤ 制作中の様子や“裏話”で信頼を深める
LINEの1対1トーク機能を使えば、ちょっとした制作中のエピソードや、「本日はこのパーツを探しに街を歩いていました」など、人柄が伝わるコミュニケーションが可能です。
Instagramの投稿よりもクローズドで、深い話もできるため、
「作家さんのことをもっと知れて嬉しい」という反応につながりやすいのが特徴。
注意点:売り込みすぎない、でも距離は近く
LINEは強力なツールですが、売り込み感が強いと離脱されるリスクもあります。
- 配信は月2〜3回程度に抑える
- 情報だけでなく“人柄”も伝える
- タメ口すぎず、かといって堅すぎない文面が◎
「つながっていたい」と思ってもらえる関係性を目指しましょう。
まとめ:作品を買う前に、作家にファンになる時代
今は「商品だけで勝負する」時代ではありません。
ハンドメイドは特に、「どんな人が作っているのか」「どんな思いがあるのか」に共感して買ってもらえる世界。
そのためにLINEは、お客様と1対1でつながれる最も手軽な場所です。
SNSやショップでは伝えきれなかったことを、LINEで少しずつ届けてみてください。
あなたの作品のファンが、「あなたのファン」になります。