「無料相談はこちら」から“次の一手”へ繋げるLINEの設計

〜“無料で終わる”時代を卒業する仕組みづくり〜


はじめに:「無料相談」で止まっていませんか?

多くの業種・サービスにおいて、集客導線の第一歩として使われている「無料相談」。
LINE公式アカウントでも、トーク画面やリッチメニューに
「📩 無料相談はこちら」
というボタンを設置している事業者はとても多いです。

けれど、その“先”が用意されていないと…

  • 無料相談がただの情報提供で終わる
  • 時間ばかり消費して、成約に結びつかない
  • 相談者がそのまま離脱してしまう

という“もったいない状態”になりがちです。

実は、LINEの設計を少し工夫するだけで、「無料相談」→「見込み顧客」→「成約」の流れを自然に生むことができるのです。


無料相談から“次”につながらない、よくあるパターン

まずは、成果に結びつかないLINEのパターンを見てみましょう。


❌ 1. LINEトークでいきなり1対1のやりとり

  • 「無料相談はこちら」ボタン → そのままトーク画面
  • ユーザーが一言送ってきて、スタッフが対応開始

この場合、温度感や状況が把握できないまま対応が始まるため、話が散らかりやすく、スタッフの負担も大きくなります。


❌ 2. 無料相談後、次の導線がない

  • 相談が終わったら「ご利用ありがとうございました」で終了
  • 特典や提案がなく、ユーザーはそのまま離脱

このパターンでは、せっかく繋がったLINEの接点が“使い捨て”になってしまいます。


❌ 3. 登録時に属性がわからない

  • どんな相談か、何に興味があるか、誰か分からない
  • セグメント配信もできず、“全員同じ対応”になる

つまり、「誰に、何を、どの順番で届けるか」の設計ができていないと、“無料相談”はゴールではなく、ただの負担になってしまいます。


無料相談を「起点」に変える3ステップLINE設計

では、“無料相談”を“次の一手”につなげるLINE設計の具体策を紹介します。


✅ ステップ①:「相談フォーム」 or 「ヒアリング自動化」で“温度感”を測る

まず、「無料相談はこちら」をタップしたあと、
いきなりトークに誘導するのではなく、ヒアリング用のフォームやステップ応答を設置しましょう。

例(Lステップ使用 or スプレッドシート連携も可):

  • お名前(ニックネームOK)
  • 相談したい内容(選択肢 or フリーテキスト)
  • 現在の状況や希望(任意で)
  • 回答方法(LINE返信 / Zoom / 対面など)

これによって、

  • ユーザーの温度感
  • 相談ジャンル
  • 営業可否の判断
    ができる状態が整います。

✅ ステップ②:相談後に“次の導線”を設計する

無料相談が終わったあとに、そのまま何も案内しないのはNG。
あらかじめ、シナリオやコンテンツを仕込んでおくことで、成約率は大きく変わります。

相談終了後に送るメッセージ例:

ありがとうございました!
ご相談いただいた内容に近い方の事例をこちらにまとめています📚
(事例ページ or お客様の声)

→ 興味を継続させる

期間限定で、初回契約の方に「〇〇特典」をご用意しています🎁
詳しくはこちらからどうぞ!
(申込ページ)

→ 行動を後押しする

よくいただく質問や、契約までの流れをまとめています💡
(よくある質問 / サービスページ)

→ 不安を取り除く

このように、「相談後に読むもの」「検討を後押しするもの」を自動配信することで、売り込み感を出さずに成約に近づけることができます。


✅ ステップ③:タグで管理 → セグメント配信へ

LINE公式アカウントでは、登録者にタグをつけて分類できます。

たとえば:

タグ名説明
無料相談済相談完了者(検討中)
高温リード即契約の可能性あり
要リマインド再アプローチが必要
未読・放置一時的に反応が止まっている人

このタグ管理ができていれば、

  • 見込みのある人にだけ再案内
  • 特典終了前のラスト告知
  • 定期的な情報配信でリマインド
    が可能になり、“全員に同じ配信”というムダを避けつつ、成果に繋がる配信ができます。

実際の成果事例

「無料相談からの成約率が、導線改善で3倍に。特に“相談後フォロー配信”を入れてから反応が明らかに違う」(オンライン講座運営者)

「Lステップでヒアリング設計を入れたら、熱い人が明確に分かるようになって、営業がしやすくなった」(士業事務所)

「これまで感覚で接客してたけど、LINEのタグ運用で“売れる流れ”を見える化できた」(個人エステサロン)


よくある質問と運用ポイント

Q. 無料相談を自動化してもいいの?
→ 初期のヒアリングや案内は自動でOK。ただし、最終的な回答やフォローには“人の対応”を入れることで信頼感が増します。

Q. LINE配信ってうざがられない?
→ セグメント配信と「選べる導線」を設計すれば、押しつけ感のない自然な誘導が可能です。

Q. 無料相談が多すぎて疲れる…
→ そもそも“温度感の低い人”を事前に絞り、対応ラインを明確にすることで、ムダな労力を減らせます。


まとめ:無料相談を「負担」から「売上導線」に変えるには

LINEで「無料相談はこちら」というボタンをつけている方は多いですが、
本当に成果を出している事業者は、その“あと”まで設計しています。

  • ヒアリングで絞る
  • 自動返信・事例案内で信頼を深める
  • セグメント管理で最適な案内を届ける

無料相談は、“売らない営業”の入り口。
ここをLINEで戦略的に設計できれば、売上につながる“仕組み型の集客”が完成します。

LINEを、ただの窓口にしない。
売らずに売れる“信頼の流れ”をつくる設計力を、今こそ整えてみてください。